九州キリスト災害支援センターが立ち上げられました
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地震の被災地、熊本県では交わりがあった熊本教役者会のもとに、いち早く支援センターが立ち上げられた。
被害の拡大に伴い、近隣地域である福岡県において支援のためのネットワーク「九州キリスト災害支援センター」が4/18立ち上げられた。九州の教会が一丸となって熊本・大分の支援に立ち上がった。大きな教会ネットワークが被災地を囲むようにして繋がった。
この意味は大きい。現在バラバラに支援物資が被災地に持ち込まれることによって、交通渋滞を巻き起こし困難を極めている。これからは福岡の拠点に物資を集め、トラックを利用し効率的に物資を搬送する事に決められた。教会は渋滞の原因を造らないとの決意があらわされた。被災地の負担を減らすために福岡で物資の仕分けをすることとした。これまで熊本地震支援センターの中村師に負担が集中してしまっていたが、それを九州キリスト災害支援センターが引き受け、負担を分散することが決められた。
良く見てみるとバラバラの支援の弊害は大きく、非効率的で疲れをもたらす。情報を共有し、支援の働きを分担し、共にキリストの愛のわざに仕える、それはまさにキリストのからだ=教会の生きた姿。熊本に、九州に立ち上げられた教会ネットワークにこの姿を見た。そして全国の教会のネットワークである日本福音同盟も、被災地を包むようにして全国の教会から被災地の教会へ愛を届ける働きを担いたい。
JEA援助協力委員長 松本順