ウクライナのための祈りのお願い

2022年03月01日

日本福音同盟は加盟団体に対して、ウクライナのための祈りの要請を行いました。

2022年2月24日、ロシアによるウクライナの侵攻が開始され、多くの犠牲者が出ています。

私たちは、ロシアの軍事行動に対して深く憂慮し、このような侵略行為に対して反対を表明します。またウクライナの人々の苦しみを覚え、悲しみをともにしつつ、連帯を表明します。何よりもウクライナのクリスチャンの方々、また反戦の意を表しておられるロシアのクリスチャンの方々、そして世界のクリスチャンとともに祈りによって連帯することを表明します。

エバゲリカル・フォーカス欧州によると人口4413万人のウクライナには、2%(約88万人)の福音派クリスチャンがおられ、その他にローマ・カトリック教会、ウクライナ正教会の方々もおられます。

私たちは、ウクライナの主にある兄弟姉妹とともに立ち、祈りによって連帯します。JEAに加盟する教会とクリスチャンが一つとなって、全世界の教会とともにウクライナの方々のために、またウクライナにいる主にある兄弟姉妹と教会のために祈りをささげましょう。

いくつか祈りの課題を共有します。

(1)ロシアが軍事侵攻を停止し、軍を撤退させるように。ロシアとウクライナに平和がもたらされるように。

(2)ロシアとウクライナの停戦協議がそれぞれのリーダーの思惑を超えて、

神さまの支配の中で進められていくように。

(3)世界のリーダーたちが知恵をもって、戦争を止めるため、平和をつくるために働くことができるように。

(4)生命の危険に脅かされて生活しているウクライナの人々の安全と生活が守られますように。

(5)周辺国へ脱出し、避難している方々に主のみ守りと必要な助けが与えられますように。

(6)緊迫した状況の中に置かれているウクライナの教会とクリスチャンの兄弟姉妹のために。

またロシアのクリスチャンの兄弟姉妹が平和の架け橋となれるように。

(7)私たち日本のクリスチャンも平和のために祈り、平和をつくる者と造り変えられるように。

 

剣や権力によってではなく、愛と謙遜をもって、十字架の死に至るまで私たちのしもべとなってくださった主イエスの御名によって、全世界のクリスチャンの方々とともに祈りましょう。

 

 

日本福音同盟・理事長 石田敏則

日本福音同盟・理事一同

日本福音同盟・総主事 岩上敬人

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